社長メッセージ

森林資源の保護と非木材を有効活用します

 中越パルプグループでは、天然林の保護と確保を目的に植林事業はもとより、新素材として竹材など非木材原料のパルプ化に取り組んでいます。国産竹100%のパルプを使用した製品『竹紙』は、当社のオリジナルブランドとして皆様に親しまれ、環境負荷の低減に配慮した独創性あふれるエコプロダクツとして高い評価を受け、2011年第8回エコプロダクツ大賞(エコプロダクツ部門)で最高位の「農林水産大臣賞」を受賞しました。竹紙の風合いや肌触りは異業種からも注目を集めています。今後、新素材としての活用が期待されています。

 また、これまで森林に放置されていた間伐材のパルプ化と間伐材パルプを配合した製品の実用化を実現しました。この様な取り組みは、環境配慮製品の提供による社会貢献のみならず、限りある森林資源の保護と生物多様性の保全に貢献していると考えております。

新燃料への転換を積極的に実施します

 地球温暖化対策として、2010年5月より木質燃料ボイラーを本格稼働しました。化石燃料から建築解体材等の廃棄物を有効利用した木質燃料への転換により2010年度実績では、1990年比でCO2排出量が56.2%削減、また化石エネルギー原単位も51.6%削減し、目標を達成いたしました。今後は、廃アルコールの利用拡大と地場の他業種産業と連携をとり、工程内から発生する廃棄物の燃料化等のエネルギー転換技術の開発にも取り組んでいます。

第2の資源を積極的に活用します

 中越パルプグループでは、森林資源は有限であるという観点から、貴重な資源として古紙のリサイクルを行っています。また、富山県が主催する里山再生整備事業へ団体登録を行い、廃棄竹の有効活用・間伐材の利用拡大を積極的に展開しています。

 薩摩川内市や地元印刷工業組合と協定を結び竹パルプを100%使用した竹紙は、薩摩川内市の特産品に指定され環境地域貢献商品として支援され、認知されるようになりました。

CSR活動を推進します

 中越パルプグループでは、社会に貢献し信頼される企業を目指し行動力と対話に重点をおいた取り組みを進めています。

 生物多様性をテーマにした取り組みへの参加をはじめ、竹林整備のボランティア活動などグループをあげて社会貢献と環境整備事業に積極的に取り組み、クリーン作戦や河川清掃活動等への参加、近隣小学校を訪問し物づくりの楽しさを理解してしていただく授業を行っています。

 また、年賀はがきの回収や使用済割りばしの回収を積極的に行い、行政と一体となり地域に根付いた活動を展開しています。

 中越パルプグループは、企業倫理を遵守し、グループを挙げて環境配慮の取り組みを推進してきました。

 これからも、地域の皆さまや当社製品をご愛顧いただいている消費者の皆さまに愛され信頼される企業を目指し、環境に配慮した事業活動をより一層進めていきたいと考えております。

代表取締役社長 加藤 明美