宮沢賢治の小説を題材にした絵本に「里山物語」が採用

2014年6月3日(火)

 発表から80年経つ、宮沢賢治の短編小説「虔十公園林(けんじゅうこうえんりん)」を題材にした絵本に、「里山物語」が採用されました。
発行元の株式会社budori(http://www.budori.co.jp/)より、主人公が樹を植えて大事に育て、時間を経て林になっていく描写があり、「里山物語」の取り組みがマッチし、是非使いたいとの要望で、話をいただきました。
なお、同じく販売されているポストカードにも「里山物語」が使用されています。
絵本の押し絵は絵描きの末吉陽子さんが、木肌を焼いて描くウッドバーニングという手法で全ページ挿絵を描かれています。
同社内「KINOへや」(http://www.kino-mono.jp/room)で『「虔十公園林」うえる・つながる・ひろがる絵本展』が開催され、最終日には女優の田野聖子さんをゲストにナレーションする、クロージングイベントも行われ、中越パルプもゲストに招かれました。
この絵本は、英語およびエスペラント語にも翻訳されており、国内での販売に加え、台湾や世界エスペラント協会が紹介したいとオランダなど海外にも進出しています。