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第53回銀座ソーシャル映画祭を開催しました

2018年2月19日(月)

第53回銀座ソーシャル映画祭を開催しました。
いつもと違う趣向で、ラム酒と手料理を楽しみながら、さらに途中でお招きしたゲスト髙橋監督の解説付きで、キューバとNYが舞台の音楽ドキュメンタリー「Cu-Bop CUBA~New York music documentary」を鑑賞する特別企画でした。
来月より新宿を皮切りに全国上映予定の新作「 Cu-Bop across the border 」を前に、最後の記念上映を銀座で開催しました。

「Cu-Bop CUBA~New York music documentary」
http://cu-bop.tumblr.com/
困難に直面しながらも、それをものともせずに、自分の音楽を演奏し続けるキューバのミュージシャンたちを記録したドキュメンタリー作品です。キューバに残り音楽活動を続ける者、ジャズの本場であるアメリカ合衆国に移住する者…。その両者の元へ、監督自らカメラを持って自宅に泊まり込み、寝食を共にしながら「音楽が生まれる瞬間」を記録する取材方式によってこの映画は撮影されました。ハバナの片隅の古びた住宅地、ニューヨーク・ハーレムのディープなラテン人居住区、カメラは驚く程近距離でミュージシャンたちを記録し、生活と共にある本物のキューバ音楽を活き活きと描き出しています。(2015年 日本/キューバ 100分)

奇才・髙橋慎一監督を迎え、映画の解説のみならず、撮影秘話、キューバ情勢、音楽の話、旅の話など、サービス満点で様々お話しいただきました。
雑誌、書籍、CDジャケット等でフォトグラファーとしての活動に留まらず、ライターとして、ジャズ、ワールドミュージック等の音楽分野から、旅行記、人物ルポまで、たくさんの著書もある旺盛な執筆活動を展開。さらに音楽レーベル設立、そして初作品が世界の映画祭に招かれるほどの映画監督兼映像作家・・・多才極まりないにも関わらず、謙虚で柔らかな人柄や内に秘めた強い意志、緻密な計算に基づく実行力など、超多面性を持つ髙橋慎一氏です。トークセッションでその一部を少しだけお伝えできたと思います。

なお、新作「Cu-Bop across the border」は、シネマート新宿(東京)にて3月18日(日)から23日(金)までの公開が決定。上映日には毎日、監督の高橋慎一によるサイン会も実施され、さらに、3月10日(土)・11日(日)に高橋慎一監督とゲストによるトークショー付き先行上映も開催決定しています。ぜひ、お誘い合わせの上、ご覧ください。

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