環境省「生物多様性民間参画事例集 」に「竹紙」、「里山物語」の取り組みが紹介

2020年5月26日(火)

中越パルプ工業の「竹紙」、「里山物語」の取り組みが、環境省が取りまとめた「生物多様性民間参画事例集」に代表的な民間活動を行っている企業として紹介されています。「竹紙」は使われなくなった竹の有効活用によって、森林や里山、生物多様性保全に役立ち、「里山物語」は間伐材を使うだけでなく、紙代金に含まれた寄付金で里山で社会的意義のある活動している団体を応援します。

生物多様性民間参画事例集
http://www.biodic.go.jp/biodiversity/private_participation/guideline/jireisyu.pdf

今年は、2010年に愛知県名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)で日本が世界に提案した「生物多様性の10年」の最終年です。当社では、COP10に先立ち、2009年から国産竹100%の「竹紙」や「里山物語」を開発し、販売しています。2010年のCOP10のサイドイベントでは当社の竹紙を使った折り紙で生物多様性保全の活動を応援、2012年のリオデジャネイロで開催された国連持続可能な開発会議(RIO+20)のサイドイベントでは日本を代表する生物多様性保全の取り組みとして紹介、昨年2019年はこの10年間の生物多様性保全への取り組みを、国際自然保護連合日本委員会から感謝状を授与されるなど、当社の活動は商品を選ぶことで課題解決に貢献する仕組みを考案し、10年にわたり継続的に提供している点が生物多様性保全を推進する企業の代表として、国内外で高く評価されています。