「里山物語」がUNDB-J認定連携事業としての認定証を授与されました

2016年2月18日(木)

2月4日に開催された「国連生物多様性の10年・中間年フォーラム」において、「里山物語」の取り組みについてUNDB-Jの連携事業として認定証授与の表彰が行われました。

2010年10月に愛知県名古屋市で開催されたCOP10で採択された「愛知目標」の達成に向け、各セクターの参加と連携を促進するため、「にじゅうまるプロジェクト」等の中から委員会が推奨する連携事業を認定しているものです。
事業者とNPOなど、複数のセクターが連携していること、間伐材の利用促進により森林の生物多様性の保全に対して具体的な効果が期待されるほか、寄付金を他のNPOの里山保全活動に活用することで関連活動の推進を支援する効果が期待されること、製品の活用の拡大とそれに伴うNPOへの支援の充実といった事業効果のさらなる向上が期待されるほか、本プロジェクトを参考にした新たな取組を誘発する波及効果が期待されるとして評価されました。

また、同フォーラムでは、生物多様性の主流化がなされた目指すべき社会に向けて、「ライフスタイルの転換」が重要なキーワードとなり、「消費活動」、「自然とのふれ合い」、「地域づくり」の観点から、各セクターの果たすべき役割を念頭に、2020年までの5年間に行うべき具体的な活動・連携を議論・共有し、UNDB-Jのロードマップ検討の示唆を得ることを目的としています。
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国連生物多様性の10年日本委員会(UNDB-J)について
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