イベント

第13回銀座ソーシャル映画祭を開催しました

2015年1月29日(木)

 1月28日に中越パルプ工業主催の「銀座ソーシャル映画祭」を開催しました。
2013年8月から始め、今回で第13回となるドキュメンタリー映画の上映会です。多くの方々が社会的課題に触れることを目指しており、今では、地元銀座の方々やCSR意識の高い企業やNPO、団体の担当者、映画のテーマに興味のある方々の交流の場となっています。

 今年最初の上映会は 「バレンタイン一揆」でした。
“チョコレートの原料、カカオ豆を、どこで誰がつくっているのか、あなたは知っていますか?”
日本の普通の女の子3人が、アフリカのガーナで出会ったのは、たくさんの子どもたちがカカオ農園で働かされ、学校に通うこともできない「児童労働」という現実でした。児童労働、そしてフェアトレードの問題と出会い、悩み、闘った、日本の女の子たちの物語です。

 上映後のダイアログには、ユナイテッドピープル株式会社の関根代表をお招きし、日本では実感しにくい児童労働や貧困、歴史問題について、自身の世界各国を廻った様々な実体験をまじえてお話いただきました。参加者からの質問には多くの時間を割いてもらい、皆が問題意識を共有できました。
作品に出てくるピープル・ツリーのフェアトレードチョコレートも食べてもらい、改めてフェアトレード他、自分ができることは何か考えるきっかけになれば幸いです。

 今回の会場も「ギャラリー・アートグラフ銀座」(http://www.shashinkosha.co.jp/)に協力いただき、懇親会では素敵な料理を準備していただきました。
展示中の写真作品に囲まれ、アートな雰囲気の中での上映会、懇親会となりました。

 上映映画: 『バレンタイン一揆』
公式サイト:http://valentinei.net/
主 催:中越パルプ工業株式会社
共 催:株式会社シータス&ゼネラルプレス 株式会社オルタナ 
    ギャラリー・アートグラフ銀座