廃棄物削減対策

2010年度の全工場の廃棄物発生量は、川内・高岡両工場の生産量増に伴い増加しました。ゼロエミッション(製品1トン当り1kg以下)は、二塚製造部での2号ボイラー火災事故によるトラブルで前年同様未達となりました。最終処分量が大幅に増加したのは、二塚製造部の2号ボイラー火災事故に伴うスラッジ焼却炉停止によるスラッジの焼却不能となったことが主原因となっています。二塚製造部のスラッジ焼却炉の早期安定操業と土砂系廃棄物の有効利用が最重要課題です。川内・高岡両工場は、生産量増に伴い廃棄物発生量は増加しましたが、分別強化により有効利用率が上がったことと、川内では原質リキッドサイクロンからのリジェクト量が減少したことにより、両工場共に製品トン当たり0.7kgとなりゼロエミッションを達成しました。

※尚、有効利用率(廃棄物発生量 - 最終処分量 / 廃棄物発生量)は、78.3%となり対前年比10.1%減少しています。

項目 単位 1990年度 2009年度 2010年度 1990年比 対前年
廃棄物最終処分量 絶乾トン/年 13,344 5,200 11,376 14.7%減 118.8%増
最終処分量原単位 絶乾kg/製品トン 18.9 6.5 13.1 31.0%減 100.8%増
有効利用量 絶乾トン/年 19,600 39,704 40,954 108.9%増 3.1%増
有効利用率 % 59.6 88.4 78.3 18.7%増 10.1%減

多量排出者責任

中越パルプグループでは、自社で処分できない廃棄物を外部へ処理委託しています。処理委託した廃棄物が、適正に処分されているか未処理のまま放置されていないか、不法投棄されていないか等を抜き打ち監査を実施し、契約通り有効利用されているか、最終処分されているかを任せきりではなく最後までしっかりと確認しています。処理委託した全ての処分業者において、適正に処分されている事を確認しました。

廃棄物削減対応

木質燃料ボイラー(高岡工場) 2009年稼動(蒸気40t/h)

 

化石燃料の使用量削減による地球温暖化対策の一貫として建築廃材等を利用し、毎時40tの蒸気を発生させ、熱エネルギーとして活用しています。

廃棄物焼却炉(高岡工場) 2002年稼動(焼却量10.3t/h)

 

製紙スラッジは脱水後、廃棄物焼却炉で焼却し減容化を行います。焼却する際に発生する熱を回収し、工場内で有効なエネルギーとして活用しています。